形容詞・副詞_中学英語の解説


a fewとa littleの違いやfewとlittleの違い、manyとmuchの用法、always, usually, often, sometimesなどの頻度の副詞の位置、~,tooと~,eitherの違いなどを解説。このページは英検3級レベルで、中学英語文法の形容詞・副詞です。

練習問題は → 形容詞・副詞の問題演習(中学英文法)へ。


形容詞の用法

形容詞には、大きく分けて2つの用法があります。

限定用法

名詞を修飾する用法です。 → ( a, the, this, hisなど)+形容詞+名詞

a beautiful flower (美しい花), his new car (彼の新車), the easy task (その簡単な仕事)


叙述用法

主に、be動詞, become, get, lookなどの後に配置する形容詞で、動詞の補語になる用法です。→ 主語+動詞+形容詞

● This book is difficult to read. (その本は難しい。)

● He got angry. (彼は怒った。)

● She looks young.(彼女は若く見える。)


形容詞の語順

◎something, anythingなど、~thingを修飾するとき、「~thing+形容詞」の語順になります。
something cold to drink (冷たい飲み物):×cold something

限定用法叙述用法 の書き換え

That is a difficult question. ⇔ That question is difficult.



数量を表す形容詞

数と量を表す重要な表現です。ぜひ暗記をしましょう。

◎数:many(多数の), a few (少数の, 2~3の), few (数がほとんどない)

● I have many comic books.
 (僕はたくさんの漫画本を持っている。)

● He will come back in a few minutes.
 (彼は2~3分で戻ってきます。)

◎量:much (多量の), a little (少量の), little (量がほとんどない)

● It snowed much in this winter.
 (今年の冬は雪が多かった。)

● There is little milk in the bottle.
 (ボトルの中にはほとんどミルクはない。)

◎数・量ともOK:a lot of~ / lots of~ / plenty of~ (多数の・多量の), some [any] (いくつかの・いくらかの), no (全くない)

※形容詞の発展学習は、高校英文法の「形容詞」を参照してください。



副詞の用法

副詞は修飾語で、動詞・形容詞・他の副詞を修飾します。

動詞を修飾

● He speaks slowly. (彼はゆっくりと話す)

形容詞を修飾

● It is very good. (それはとても良い)

他の副詞を修飾

● I worked very hard. (私はとても熱心に働いた)



頻度を表す副詞

always(いつも), usually(たいてい), often(しばしば), sometimes(時々), seldom(めったにない)などの頻度を表す副詞は、一般動詞be動詞助動詞直後に置きます。

● He always gets up early.
 (彼はいつも早く起きる。)

● She is usually busy on Friday.
 (彼女はたいてい金曜日には忙しい。)

● You should sometimes be present at the meeting.
 (時々その会合に出席すべきだ。)



~もまた

「~もまた」という表現は、肯定文(疑問文)と否定文とでは用法が異なります。

◎肯定文[疑問文]~, too. (~もまた…である)

● I went there, too. (私もそこへ行った)

◎否定文~, either. (~もまた…でない)

● I didn't go there, either. (私もそこへ行かなかった。)

※副詞の発展学習は、高校英文法の「副詞」を参照してください。



理解度チェックは → 形容詞・副詞の問題演習

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