準動詞の4択問題_センター試験


準動詞の問題


次の文の(  )内に、適する語を下から選びましょう。

(1) This symphony is a real masterpiece. I think it's worth (  ) over and over again.

1.be listened to
2.listening to
3.to be listened to
4.to listen to



●解説

be worth ~ing で、「~する価値がある」なので、答えは動名詞(~ing)を用いた、2.listening to です。

この問題文のit's の"it"は「それ」と訳し、This symphonyのことです。この場合はworth ~ing とします。

もし、形式主語の"it"を用いたとき、it's worth while listening~ もしくは、it's worth while to listen~ と不定詞も用いることが出来ます。この場合、~ing以下もしくはto do~以下が真主語となります。

もうひとつ、it(それ)とlisten が受動関係だからといって、to be listened と受身形にしてはいけません。この場合の動名詞は受身的な意味合いを持っているので、これでOKなのです。

日本語訳:「この交響曲はまさに傑作だ。繰り返し聞く価値があると思う。」

※その他の動名詞の慣用句は、高校英文法の動名詞の慣用句を参照してください。



(2) “Our trip to Tokyo was fun, wasn't it ?” “Yes, it was great ! I'm really looking forward (  ) there again sometime.”

1.go 2.going 3.to go 4.to going


●解説

look forward to ~ing で、「~するのを楽しみに待つ」という英熟語。toは前置詞なので、答えは動名詞(~ing)を用いた、2.listening to です。

日本語訳:「私たちの東京旅行は楽しかったね。」「本当に、すばらしかった。いつかまたそこへ行くのが本当に楽しみだ。」




(3)( A ) is no ( B ) the increase in traffic on this highway during holidays.

1.A: It B: avoid
2.A: It B: avoiding
3.A: There B: avoid
4.A: There B: avoiding


●解説

There is no ~ing で、「~できない」という動名詞を用いた英熟語です。よって、4.A: There B: avoiding が正解となります。

日本語訳:「休日の間、この高速道路の交通量が増加するのは避けられない。」



(4) It was nice to see you, and I look forward to (  ) from you .

1.be heard
2.having heard
3.hear
4.hearing


●解説

look forward to~ing で「~することを楽しみにしている」。よって、4.hearing が正解となります。

日本語訳:「お会いできてうれしいです。ご連絡をお待ちしています。」



※動名詞の慣用句は、高校英文法の動名詞_慣用句をチェックしてください。

※上記の英文法問題は大学入試センター試験の英文法過去問題を引用しています。[19本-問9]というのは、2019年本試験の第2問の問9です。

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