[99本-問12]
(1) I heard you're planning to build a new house. Do you know how much ( )?
1.cost it will be
2.it cost
3.it will cost
4.will it cost
●解説
how much~が文の途中にある『間接疑問文』なので、後はS+Vの肯定文の語順となります。よって、4.will it costは疑問形なので不可。また、これから家を建てるので、過去形になっている2.it costも不可です。
1.cost it will beは、itがa new houseであることを考えると、A new house will be cost~ となり、houseが主語でcostが補語のおかしな文になることから、これも不可です。
よって正解は、3.it will costとなります。
日本語訳:「新しい家を建てる計画をしているそうですね。どのくらい費用がかかるか知っていますか?」
[15本-問8]
(2) Sorry. We talked about it just now, but ( A ) did you say ( B )?
1.A:how B:the best solution
2.A:how B:was the best solution
3.A:what B:the best solution
4.A:what B:the best solution was
●解説
元は、What is the best solution? 「最善の策は何ですか?」を、did you say~?「あなたは言いましたか?」の後にくっつけた間接疑問文です。
「最善の策は何だとあなたは言いましたか?」という文になり、Yes,~ No,~で受け答えできないので、疑問詞が前に出てきます。さらに、間接疑問文なので、S+Vの語順になることもお忘れなく。
以上のことから正解は、4.A:what B:the best solution wasとなります。
日本語訳:「すみません。ついさっき話したばかりですが、最善の解決策は何だとおっしゃいましたか?」
[91追-問16]
(3) I'm not quite sure what book ( ).
1.he was talking
2.he was talking about
3.he was talking about it
4.he was talking it about
●解説
I'm not quite sure~の後に、what book~と疑問詞が続きます。文の途中に疑問詞が入るので、以降は肯定文の語順になります。
選択肢はすべて肯定文の語順ですが、talk は自動詞なので、「~について話す」という場合、talk about~で他動詞扱いになります。さらに、talking about~ 「~について話す」の"~の部分"が'what book'であるとわかれば、itを書いてはいけないと理解できます。
したがって正解は、2.he was talking aboutです。
日本語訳:「彼は何の本について話していたのか、よくわかりません。」
※talk は他動詞の用法もあります。talk+目的語~「(話題)~について話す」「(言語)~を話す」など。 She talks music.「彼女は音楽について語る→ただし、She talks about music. が普通」
[94追-問14]
(4) Somebody rang my doorbell, but I don't know ( ).
1.what did it
2.what was it
3.who it did
4.who it was
●解説
I don't know に続くのは、疑問詞を伴う文なので、肯定文の語順になります。これで、3.4.に正解が絞られます。
さらに、玄関をノックした時など相手の性別がわからない時、「誰ですか?」と尋ねる表現を知っておく必要があります。「どなたですか?」は、"who is it?"
間接疑問文であることを考慮すると、正解は、4.who it wasとなります。
日本語訳:「誰かが我が家のドアベルを鳴らした。しかし誰だったのかわからない。」
※間接疑問文の確認は、中学英語文法の間接疑問文の解説を参照してください。
※上記の英文法問題は大学入試センター試験の英文法過去問題を引用しています。[94追-問14]というのは、1994年追試験の第2問の問14です。