高校英語の無冠詞

冠詞の一覧

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無冠詞の用法

名詞には冠詞をつけない場合が多々あります。主要な無冠詞の用法を把握しておきましょう。

公共の建物が本来の機能を表す場合

● I go to school on foot.
 (私は歩いて学校へ行く。)

→この場合、勉強するために school へ行きます。


● He goes to church every Sunday.
 (彼は毎週日曜日に教会へ行く。)

→この場合、礼拝するために church へ行きます。


※「夜の学校に肝試しに行く」「教会を修理しに行く」、というのはこの事例に当てはまりません。

類例:after school (放課後), be late for school (学校に遅れる), go to bed (寝る), go to market (市場へ買い物に行く),など



スポーツや遊戯などを表す場合

● We play baseball on Saturdays.
 (私たちは土曜日に野球をする。)


※楽器を演奏する場合は、play the guitar のように the をつけます

類例:play tennis (テニスをする), play cards (トランプをする), play chess (チェスをする),



食事や病名・季節を表す場合

● She studied English after lunch.
 (彼女は昼食後に英語を勉強した。)

● He died of cancer.
 (彼は癌で死んだ。)


類例:breakfast, supper, dinner, influenza (インフルエンザ), summer, など



職や身分を表す名詞が同格関係か補語の場合

○同格関係 - Queen Elizabeth, President Trump, など

● Tsubasa, captain of the team, scored the goal.
 (そのチームの主将である翼が得点を決めた。)

○補語

● We elected him chairman.
 (我々は彼を議長に選んだ。)



自分の家族関係を固有名詞的に表す場合(大文字)

● I asked Mother to buy the bike.
 (私は母にその自転車を買うようにお願いした。)



呼びかける語の場合

Boys, be ambitious.
 (少年よ、大志を抱け。)


無冠詞を用いた慣用句

前置詞+名詞

○ by+交通手段

by bus [train, car, plane, ship, air, sea, land など], on foot (徒歩で)

○ 時や場所その他

at night (夜に), till morning (朝まで), on arrival (到着次第), for example (例えば), at best (最善でも), take place (起こる), in fact (事実上), by accident (偶然に), など



対句になっている場合

side by side (並んで), day and night (昼夜), day after day (来る日も来る日も), face to face (向かい合って), step by step (一歩一歩), hand in hand (手をたずさえて), など



以上、高校英文法の冠詞を解説しました。冠詞の理解度を確認するため、次は練習問題にチャレンジしてみましょう。

冠詞の問題演習 →


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