[93本-問3]
(1) I feel ( ) and sleepy in Mr. Brown's lessons, since he is always using the same material.
1.bored 2.boring 3.interested 4.interesting
●解説
bore (退屈させる),interest (興味を持たせる)は、surprise (驚かせる), excite (興奮させる)などと同じく、人を目的語に持つ動詞です。つまり、人が主語に来ると受身となり、過去分詞にしなければいけません。
◎I was interested in the story. (私はその話に興味があった。)
◎The story was interesting. (その話は面白かった。)
そして、この文では「いつも同じ教材を使っている」ことから、「退屈だ」という意味を導けます。よって正解は、1.boredです。
日本語訳:「いつも同じ教材を使うので、ブラウン先生の授業は退屈で眠くなる。」
[98本-問6]
(2) No topic is ( ) if you are not interested.
1.interest 2.interested 3.interesting 4.interestingly
●解説
上の(1)で述べたように、interest (興味を持たせる)は、人を目的語に持つことのできる動詞です。物を主語にして「物が人の興味を引く」という場合、現在分詞(~ing)になります。(「人が人の興味を引く」という事例もあります。)
この文ではtopic「話題」が主語なので、正解は現在分詞の 3.interestingとなります。
日本語訳:「もし興味がなければどんな話題もおもしろくない。」
[03本-問10]
(3) When I told Misako the news, she seemed ( ).
1.surprising
2.to have surprised
3.to surprise
4.surprised
●解説
surprise (驚かせる)は、人を目的語に持つことのできる動詞です。物を主語にして「物が人を驚かせる」となりますが、本問のように人を主語にした場合は、過去分詞になります。
さらに、seem の後には、to be が省略されていることを考えると、she seemed (to be) surprised となります。よって正解は 4.surprisedです。
日本語訳:「私がミサコにその知らせを伝えたら、彼女は驚いたようにみえた。」
[04本-問10]
(4) As soon as the star player came in, the game ( ).
1.had been excited
2.became excited
3.had been exciting
4.became exciting
●解説
excite (わくわくさせる、興奮させる)は、人を目的語に持つ動詞です。物を主語にした場合は、現在分詞(~ing)になります。この文は主語が the game なので、excitingを用います。
次に時制ですが、前半に「スター選手が入るとすぐに」とありますので、「試合は興奮したものとなった」と、cameと同じ過去時制が適切です。
したがって正解は、4.became excitingとなります。
日本語訳:「スター選手が登場したとたん、試合は面白くなった。」
※さきほどから、区別しやすいように「物」と表現していますが、感情を持たない「物」のことです。動物は「物」扱いですが、例えば「興奮した猫」は、The excited cat になります。
※exciteなどの感情を表す動詞は、高校英文法の感情動詞の無生物主語構文を参照してください。
[07本-問07]
(5) It ( ) for Mary to learn that her bike had been stolen.
1.has shocked
2.shocked
3.was shocked
4.was shocking
●解説
shock (衝撃を与える、ぎょっとさせる)は、人を目的語に持つ動詞です。物を主語にした場合は、現在分詞(~ing)に、人を主語にした場合には、受動態(過去分詞)になります。この文は主語が It, つまり形式主語で、to learn~ 以下の『物』を指すので、shockingを用います。
したがって正解は、4.was shockingとなります。
日本語訳:「メアリーは、自転車を盗まれたことを知ってショックだった。」
※感情を表す動詞は、感情動詞の無生物主語構文をチェックしてください。
[16本-問03]
(6) Children ( ) by bilingual parents may naturally learn two languages.
1.bringing up
2.brought up
3.have brought up
4.were brought up
●解説
「育てられた子どもたち」となるので、修飾する語句bringとChildrenは受動関係です。よって過去分詞を用います。さらに分詞の限定用法(修飾する用法)では、be動詞を用いませんので、4.were brought upは不可です。
したがって正解は、2.brought upとなります。
日本語訳:「バイリンガルの両親に育てられた子どもたちは、二つの言語を自然に学ぶのかもしれない。」
※分詞が名詞を修飾する用法は、分詞の限定用法を参照してください。
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※分詞の復習は、高校英文法の分詞の演習問題をチェックしてください。
※上記の英文法問題は大学入試センター試験の英文法過去問題を引用しています。[93本-問3]というのは、1993年本試験の第2問の問3です。