[14本-問2]
(1) Ever since they first met at the sports festival, Pat and Pam ( ) each other.
1.are emailing
2.emailed
3.have been emailing
4.will email
●解説
従属節が、Ever since~「~以来」となっているので、主節の動詞は現在完了(現在時制)が用いられることがわかります。主節の動詞は動作を表す"mail"であり、継続用法なので、現在完了進行形が適切です。
よって正解は、3.have been emailingとなります。
日本語訳:「スポーツ大会で初めて出会って以来、パットとパムはお互いにメールをしている。」
※現在完了と現在完了進行形の違いは、高校英文法の現在完了形と現在完了進行形を参照してください。
[14本-問9]
(2) Even though I ( A ) spent two years in the US, I've never ( B ) to the Grand Canyon, Maybe I'll go next year.
1.A:ever B:been
2.A:ever B:visited
3.A:once B:been
4.A:once B:visited
●解説
肯定文では、everを「今までに」という意味では使いません。基本的に疑問文で使います。肯定文ならば、beforeを用います。
(誤)I have ever been to America. (正)I have been to America before.
everを「今までに」という意味で、肯定文で使うのは、最上級を限定(修飾)するthat節内です。
This is the largest balloon that I have ever seen.
他にeverは、if節内で「いずれ、とにかく」、肯定文で「とにかく、ずっと(絶えず)」などの用法があります。したがってeverではなく、onceのほうが正しい使い方となります。
また、have been to~ で「~に行ったことがある」。visitedは他動詞なのでtoは必要ありません。
よって正解は、3.A:once B:beenです。
日本語訳:「以前アメリカで2年過ごしたが、グランドキャニオンには行ったことがない。たぶん来年行くよ。」
[15本-問10]
(3) The manager said his team ( A ) win the soccer league and they actually did (B) season.
1.A:will B:next
2.A:will B:the next
3.A:would B:next
4.A:would B:the next
●解説
主節の動詞がsaid と過去形なので、時制の一致から、willをwould にします。
next は、現在を基準に未来のことを表す場合、theをつけません。→next year, next summer など
next を、過去(または未来)の一時点を基準に未来のことを表す場合、theをつけます。→the next year, the next summer など
よって正解は、4.A:would B:the nextです。
日本語訳:「監督は、チームがサッカーのリーグ戦で優勝するといった。そして実際に翌シーズンに優勝した。」
[16本-問1]
(4) The train ( ) when I reached the platform, so I didn't have to wait in the cold.
1.had already arrived
2.has already arrived
3.previously arrived
4.previously arrives
●解説
when I reached~ 「私が到着した時~」という過去の表現から、過去時制の文であることがわかります。この時点で、2.4.は現在完了と現在形(現在時制)であることから除外します。そして後半に、「寒い中待つ必要が無かった」とあるので、「既に到着していた」と、過去完了形にします。
よって正解は、1.had already arrivedです。
日本語訳:「私がプラットホームに到着した時、その列車は既に到着していた。だから寒い中待つ必要が無かった。」
[18本-問5]
(5) Nicole ( ) novels for about seven years when she won the national novel contest.
1.had been writing
2.has been writing
3.has written
4.is writing
●解説
when she won~ 「彼女が勝ち取った時~」という過去の動詞wonから、過去時制の文であるとわかります。この時点で、現在完了と現在形(現在時制)は除外します。すると残りは1つだけです。
よって正解は、1.had been writingとなります。過去完了進行形は、過去の一点までの動作の継続を表します。つまり、過去時制の一種なのです。
日本語訳:「ニコルは全国小説コンテストで入賞した時、約7年間小説を書いていた。」
[90追-問13]
(6) You're late. The meeting finished ( ).
1.before thirty minutes
2.since thirty minutes
3.thirty minutes ago
4.thirty minutes before
●解説
ago と before の違いを問う問題です。agoは過去形とともに用いて、「現在の時点(今)から~前」。beforeは、過去完了形とともに用いて、「過去の時点から~前」、現在完了形とともに用いて、「以前」、その他時制で、「特定の時点の前」※before noon(昼前に)など。
sinceは現在完了(現在時制)とともに用いて、「(特定の過去)から現在までずっと」。したがって過去形 finished とともに用いられるのは、3.thirty minutes agoとなります。
日本語訳:「遅いよ。会議は30分前に終わったよ。」
※現在・過去・未来の基本時制の違いは、高校英文法のいろいろな時制を参照してください。
※上記の英文法問題は大学入試センター試験の英文法過去問題を引用しています。[18本-問5]というのは、2018年本試験の第2問の問5です。