[92本-問14]
(1) Kate speaks English very fast. I've never heard English ( ) so quickly.
1.speak 2.speaking 3.spoken 4.to speak
●解説
知覚動詞 see, hear, feel などの用い方は、知覚動詞+O+Cで、「OがCする」「OがCしている」「OがCされる」の三通りあります。
OとCが能動関係のとき、Cは原形もしくは~ing形。OとCが受動関係のとき、Cは過去分詞となります。(O)English と(C)speak との関係は、「英語が話される」と受動関係となり、Cは過去分詞になります。
よって正解は、3.spokenです。
日本語訳:「ケイトは英語をとても速く話す。私は英語がそんなに速く話されるのを聞いたことがない。」
[14本-問1]
(2) When I looked out of the window last night, I saw a cat ( ) into my neighbor's yard.
1.is sneaked 2.sneaking 3.sneaks 4.to sneak
●解説
知覚動詞+O+Cで、「OがCする」「OがCしている」「OがCされる」。cat(O)とsneak(C)は能動関係なので、sneak(C)は原形もしくは~ing形となります。
1.is sneaked は、catと受動関係であり、しかも過去時制になっていないので不可。3.sneaks は、過去時制になっていないので不可。
see+O+~ing で、「Oが~しているのを見る」。よって正解は、2.sneakingです。
日本語訳:「昨夜窓の外を見ると、隣人の庭に猫が忍び込んでいるのを見た。」
※sneak「こそこそする、こっそり(出入り)する」
[18本-問8]
(3) Rafael ( A ) a pair of swallows ( B ) a nest in the tree in front of the house.
1.A:looked B:making
2.A:looked B:to make
3.A:saw B:making
4.A:saw B:to make
●解説
まず(A)にはいる動詞ですが、lookは「~を見る」という場合、look at+O(名詞)~で使います。よって動詞はseeとなります。
seeは、see(知覚動詞)+O+C(~ing)で、「OがCしているのを見る」。Cに原形不定詞はOKですが、to不定詞は用いられません。よって正解は、3.A:saw B:makingです。
日本語訳:「ラファエルは、家の前の木にツバメのつがいが巣を作っているのを見た。」
※知覚動詞の用法は、高校英文法の分詞の叙述用法「知覚動詞」の項目を参照してください。
※上記の問題は大学入試センター試験の英文法過去問題を引用しています。[92本-問14]というのは、1992年本試験の第2問の問14です。