名詞の一覧
名詞の複数形で規則的なものの作り方を以下に挙げておきます。まずは基本から。
単数形の語尾に -s ⇒ pencils, books, desks, cats, など
s,ss,sh,ch,x で終われば -es ⇒ buses, classes, dishes, churches, boxes, など
子音字＋o で -es ⇒ potetoes, tomatoes, など
子音字＋y で 子音字＋ies ⇒ city→cities, story→stories, など
-f,-fe で -ves ⇒ leaf→leaves, knife→knives, など
※子音字 → 母音(アイウエオ)以外の音です
2. s,ss,sh,ch,x で終われば -es
正確には、最後が、[s],[z],[ʃ],[ʒ],[ʧ],[ʤ]の発音で終われば、-es です。s,ss,sh,ch,x で終われば -es と記しましたが、例外として、-ch を[k]と発音する場合は、-esでなく -s としましょう。
stomach(胃) → stomachs, epoch(時代) → epochs, monarch(君主) → monarchs, など
3. 子音字＋o で -es
では、母音字＋o はどうなのかというと、この場合は単純に -s のみが付きます。zoo(動物園)→zoos, taboo(禁止)→taboos, bamboo(竹)→bamboos, など
また、元の言語を省略した -o で終わる単語があります。この場合も -s です。｛頻出｝
piano→pianos [pianoforte], photo→photos [photograph], radio→radios [radiotelegraphy], など
4. 子音字＋y で 子音字＋ies
母音字＋y は、単純に -s のみが付きます。boys, days, など
5. -f,-fe で -ves
-f,-fe で終わっても -vesとはならず、単純に -s が付くだけの場合もあります。
roof(屋根)→roofs, proof(証拠)→proofs, belief(信仰)→beliefs, safe(金庫)→safes, など
◎名詞の不規則な複数形で、重要なものを一覧にしました。
man→ men, woman→ women, mouse→ mice, foot→ feet, tooth→ teeth, goose(ガチョウ)→ geese, ox(雄牛)→ oxen, child→ children, phenomenon(現象)→ phenomena, medium(媒介)→ media, datum(資料)→ data, basis(基礎)→ bases, など
◎単数形と複数形が同じ形の名詞もチェックしておきましょう。
sheep(羊), deer(鹿), means(手段), species(種), carp(鯉), salmon(鮭), trout(マス), Japanese(日本人), Chinese(中国人), など
◎常に複数形で使われる名詞です。
対になっているもの：scissors(はさみ), glasses(メガネ), gloves(手袋), boots(長靴), compasses(コンパス), pants(ズボン), trousers(ズボン), stockings(ストッキング), scales(天びん), など
学問名：mathematics(数学), physics(物理学), economics(経済学), linguistics(言語学), ethics(倫理学), electronics(電子工学), など
その他：news(ニュース), means(手段･方法), skies(大空), waters(水面), など→単数扱い
belongings(所有物), riches(富), means(手段･方法･財産), heavens(天空), surroundings(環境), など →複数扱い
◎単数形と複数形で違う意味になる名詞です。
letter(文字･手紙)/letters(文学), air(空気)/airs(気取り), good(善)/goods(商品), glass(ガラス)/glasses(メガネ), custom(習慣)/customs(関税), arm(腕)/arms(武器), force(力)/forces(軍隊), work(仕事)/works(工場･作品), pain(苦痛)/pains(努力), など
◎意味の違う、2種類の複数形を持つ名詞があります。
cloth(布)→ clothes [klouðz](衣類) ／ cloths[klaθs][klɔ:ðz](布)