It…for to~とIt…of to~の違い、tell+O+to do~とask+O+to do~の用法、疑問詞+to~や、too…to~と…enough to ~などを中学英語文法(英検3級)の範囲で解説しています。
なお、発展内容の不定詞は、高校英文法の不定詞を参照してください。
練習問題は → 不定詞の問題演習(2)へ。
「(-にとって)~することは…である。」
● To answer the question is easy.
= It is easy to answer the question. (その質問に答えることは簡単です。)
※It を「形式主語」、to 以下を「真主語」と呼びます。to 以下がIt の内容を表します。
→ It is easy for me to answer the question.
(私にとってその質問に答えることは簡単です。)
※to の前にfor- をおくと、to 不定詞の意味上の主語となります。for- to~ で、「-が~する」と訳すことができます。
※人の性質を表す形容詞 kind(親切な), careful(注意深い), wise(賢い), foolish(愚かな)等は、forではなくofを用います。
● It is kind of you to help me.
(助けてくれてありがとう。)
You are kind ~ の関係にあります。
「Oに~するように言う」 ※O(目的語)には大抵、「人」が来ます。
他に、ask+ O + to do~ 「Oに~するように頼む」, want+ O + to do~ 「Oに~してもらいたい」
● Mother told me to clean the room.
(母は私にその部屋を掃除するように言いました。)
● Tom asked her to close the door.
(トムは彼女にドアを閉めるように頼みました。)
※「・‥に~しないように言う」は、tell…not to ~で表します。
● I told her not to open the door.
(私は彼女にドアを開けないように言いました。)
→ asked her not to open ~ ⇒ (~を開けないようにお願いしました。)
「名詞的用法」の一種です。
◎how to ~「~のしかた、~する方法」
● Please show me how to play shogi.
(将棋のやり方を教えてください。)
◎what to ~「何を~したらよいか」 ◎when to ~「いつ~したらよいか」 ◎where to ~「どこへ~したらよいか」 ◎which〔what〕+名詞+to~「どの〔どんな〕…を~したらよいか」
● I don’t know what to do.
(私は何をしたら良いのかわかりません。)
● Please tell me which way to choose.
(どちらの道を行ったらよいか教えてください。)
「あまり…すぎて~できない」 = so…that A can't ~
● She is too busy to go shopping.
(彼女はあまりに忙しくて買い物に行けません。)
= She is so busy that she can't go shopping.
◎too…for - to ~ 「-が〔にとって〕~するには…すぎる」
● This box is too heavy for her to carry.
(この箱は彼女が運ぶには重すぎます。)
= This box is so heavy that she can't carry it.
「~するには十分…だ〔十分…なので~できる〕」 = so…that A (can)~
● Bob is tall enough to reach the ceiling. (ボブは天井に手が届くほど背が高い。)
= Bob is so tall that he can reach the ceiling.
理解度チェック → 不定詞の問題演習(2)へ。
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