関係代名詞のまとめ問題


主格・所有格・目的格の関係代名詞 who,which,whose,whom,that の使い分けと用法の違いをテーマとしています。各用法の確認は、主格の関係代名詞目的格の関係代名詞所有格の関係代名詞へどうぞ。

このページは、中学英語文法の範囲内で関係代名詞の問題を作成しています。発展的内容の関係詞は、高校英文法の関係代名詞を参照してください。



中学英語文法の関係代名詞-まとめ

A.次の文の(  )内から適する語を選びましょう。×は「記入なし」です

(1) Sayaka is a teacher (ア who, イ whose, ウ that) every student likes.

(2) He has a cat (ア which, イ whose, ウ that) tail is long.

(3) This is a book (ア whose, イ ×, ウ whom) Soseki wrote.

(4) Look at the picture (ア which was painted, イ which was painting, ウ which painted) by Picasso.

(5) You can take anything (ア whom, イ whose, ウ that) you like.


B.日本語の意味にあうように、(  )内に適切な語を入れましょう。

(1) 彼女は私がとても好きな歌手です。
 She is a singer (  )(  ) very much.

(2) これはイタリア製の車です。
 This is a car (  )(  ) made in Italy.

(3) これらは彼にもらった本です。
 These are the books (  )(  ) gave me.

(4) 音楽を聞いている少年はだれですか。
 Who is the boy (  )(  ) listening to music?

(5) 私たちは大きな図書館のある町に住んでいます。
 We live in a city (  )(  ) a big library.



C.次の(  )内の指示に従って英文を完成しましょう。

(1) マイクは私たちが大好きな少年です。 (並び替え)
 Mike is a boy〔like, that, much, very, we〕.

(2) あなたがいちばん好きな教科は何ですか。 (並び替え)
 What is the subject〔like, best, the, you〕?

(3) 窓のそばに立っている少女はメアリーです。(一語追加して並び替え)
 The girl〔standing, window, by, that, the〕is Mary.

(4) You made a very pretty doll.(ほぼ同じ意味に)
 The doll (  )(  ) is very pretty.

(5) I have an uncle working at that factory.(ほぼ同じ意味に)
 I have an uncle (  )(  ) at that factory.


関係代名詞まとめの問題演習_解説

A. 1.ウ that:likes の目的語に相当する関係代名詞を入れます。先行詞は人で目的格→that。
2.イ whose:cat と tail の間には「猫のしっぽ」という所有関係があります。よって所有格の関係代名詞。
3.イ ×:wrote の目的語に相当する関係代名詞。先行詞はbookで目的格なので、which,that,省略,の選択肢があります。
4.ア which was painted:picture と paint は受動関係にあります。よって、be動詞+過去分詞の was painted を選択します。
5.ウ that:物である先行詞が likes の目的語となっています。さらに先行詞にはは、any- (どんな~でも)がついているので、thatを選択します。(選択肢の中にはwhichはありませんが…)

B. 1.I like:singer の後に、目的格の関係代名詞that(whom)が省略された文です。
2.that (which) was:カッコ内に何も入れなくても、過去分詞のmadeがcarを修飾することで意味は成り立ちます。関係代名詞を使うと、that(which)+be動詞になります。
3.that(which) he:この文は、物が先行詞で目的格の関係代名詞を使ったものです。参考までにこのthat(which)は省略できるので、カッコの数がひとつの時には、he のみを入れます。
4.that is:who を使った疑問詞の文は、紛らわしいので関係代名詞のwho よりも、thatを用いるようにしましょう。
5.that(which) has:物が先行詞で主格の関係代名詞を使ったものです。動詞を先行詞に合わせて三人称単数現在の has にしましょう。

C. 1.that we like very much:that は目的格の関係代名詞です。
2.you like the best:目的格の関係代名詞 that(which) が省略されています。
3.that is standing by the window:that は主格の関係代名詞なので、動詞の is standing が続きます。
4.you made:目的格の関係代名詞 that(which) が省略されています。
5.who(that) works :まずは主格のwho、次に動詞は三人称単数現在の works にします。



関連ページ: 高校英語文法 | 英検3級 英熟語テスト | 英検3級 英単語テスト |

ページのトップへ戻る