関係詞のテーマ一覧
関係代名詞の制限用法 前置詞+関係代名詞 非制限用法と制限用法 関係代名詞thatとof which/挿入節 関係代名詞の復習問題① 関係代名詞whatと関係形容詞what 擬似関係代名詞 関係代名詞の復習問題② 関係代名詞の総合テストⅠ 関係副詞 関係副詞復習問題 複合関係詞 複合関係詞復習問題 関係詞総合テストⅡ
関係代名詞は中学英語で一通り学習しました。(→中学英語文法の関係代名詞へ) 高校英語でも重要な英文法のひとつです。今一度確認してみましょう。 このページでは、関係代名詞の制限用法/ which, whose, who, whomの各用法を解説しています。
関係詞の制限的用法とは、コンマのつかない関係詞の用法です。関係詞を伴う形容詞節が先行詞を修飾するものと考えましょう。 つまり、中学生が学習する範囲の関係代名詞です。
★関係詞を選択する場合、前を見たあと、必ず後を見ましょう!
① 前を見る:先行詞はあるのか無いのか?あるなら、先行詞は「人」か「物」か?
② 後を見る:関係詞以下の形容詞節の中で、「主格」か「所有格」か「目的格」か?
● This is the dog which bit me yesterday.
[ S V 先行詞 関係詞(S) (V) ~ ]
(こいつは昨日僕を噛んだ犬だ。)
⇒前:先行詞は生き物ですから、「モノ」です。
⇒後:動詞 bit の前に入りますから、関係代名詞は主格の which (that)です。
● Look at the mountain whose top is covered with snow.
[ V 先行詞 関係詞(~の) (S) (V) ]
(頂上が雪で覆われた山を見なさい。)
⇒前:先行詞は山なので、「モノ」です。
⇒後:(S)+(V) と続いています。先行詞と主語(S)と間に、「~の」という所有の関係があります。
目的格は省略することができます。ただし、「制限的用法(コンマの無い用法)の場合です。
● The doctor whom he visited is famous.
[ 先行詞 関係詞(O) (S) (V) ~ ]
(彼が訪ねた医者は有名だ。)
⇒前:先行詞は医者なので、「人」です。
⇒後:S+V と続いています。他動詞 visited の目的語(O)が関係代名詞whom (that)です。
※(注)最近の教科書・問題集では、目的格のwhomの代わりに、thatや省略形を用いる場合が多く、主格のwho も解答として許容されるようになりました。