関係詞のテーマ一覧
関係代名詞の制限用法 前置詞+関係代名詞 非制限用法と制限用法 関係代名詞thatとof which/挿入節 関係代名詞の復習問題① 関係代名詞whatと関係形容詞what 擬似関係代名詞 関係代名詞の復習問題② 関係代名詞の総合テストⅠ 関係副詞 関係副詞復習問題 複合関係詞 複合関係詞復習問題 関係詞総合テストⅡ
以下の場合、who,whichよりも、関係代名詞that の方が好んで用いられます。試験で、文法の問題として解く場合は、that を使いましょう。
① 先行詞が、everything, something, anything, nothing など、~thing である時
② 最上級, 序数, all, every, the only, the very, any, no などが先行詞を修飾する時
● He is the only Mexican that has been to the South Pole.
(彼は南極に行った唯一のメキシコ人だ。)
③ 先行詞が「人」「物」の両方である時
④ 疑問代名詞 who, which のあとに続く時
● Who that understands English could say his English is good?⑤ [主格補語] の関係代名詞であるとき… [省略可]
● He is not the man [that] he used to be. (彼はかつての彼ではない。)
This is the town in which I was born.
= This is the town which I was born in.
= This is the town that I was born in.
= This is the town I was born in.(これが一番口語的)
※ "in that" は使えません。
※ look for (探す)などの句動詞は前置詞を後置しましょう。⇒ ○ which ~ look for.
● The mountain, whose top is covered with snow, is Mt. Fuji.
= The mountain, the top of which is covered with snow, is Mt. Fuji.
関係詞節の中に他の節を含む場合、その節は 挿入節 と捉え、形容詞節の S+V に含めません。 I think, I believe などがこれにあてはまります。
● I met a boy who I thought was Tom's brother.
[ ~ 関係詞(S) + (I thought) + (V) ~ ]
(トムの兄弟だと私が思った少年に出会った。)
I thought は( I thought ) のように、カッコでくくって考えてください。動詞 was の前に来るので、関係詞は主格の who だとわかります。目的格の whom にしないように。
※ただし、I thought を見たら、常に挿入節だと思ってはいけません。次の文と比較してみましょう。
● I met a boy whom I thought to be Tom's brother.
[ ~ 関係詞(O) + (S) + (V) + to be ~(C) ]
⇒この文の場合は、I thought が関係詞節のS+V、to be Tom's brother がC(補語)になりますので目的格(O)で正解です。