高校英文法の複合関係詞

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複合関係詞


複合関係詞は《先行詞を含む》関係詞です。名詞節を導く用法と副詞節を導く用法があります。

名詞節を導くもの

whoever(だれでも), whomever(だれでも), whichever(どちらでも), whatever(何でも)があります。whoever と whomever は形容詞節の中で主語が目的語かにより使い分けをしましょう。(実用的に区別されるかどうかは別として…)

whoever = any person(s) who (~する人は誰でも)
whomever = any person(s) whom (~する人は誰でも)

● You may invite whoever wants to come.
[ ~ 複合関係詞(S) + (V) ~ ](来たい人なら誰でも招待してもよい。)【主語】

● You may invite whomever you like.
[ ~ 複合関係詞(O) + (S) + (V) ~ ](あなたの好きな人なら誰でも招待してもよい。)【目的語】


whichever = any of the set of persons ( or things ) which (~するものはどちらでも)

● Choose whichever you like. (好きなものをどちらでも選びなさい。)


whatever = any thing at all that (~するものは何でも)

●You may do whatever you like. (好きなものは何でもしてよい。)



副詞節を導くもの

時、場所を表す副詞節 ~するときはいつでも(どこでも)

whenever = at any time when (~するときはいつでも)
wherever = at any place where (~するところはどこでも)

● You may go wherever you like. (好きなところへ行ってもいいですよ。)



譲歩の副詞節を導くもの

従位接続詞と同じように用いることができます


whoever = no matter who (だれが~しようとも)
whomever = no matter whom (だれを~しようとも)
whichever = no matter which (どちらが(を)~しようとも)
whatever = no matter what (何を~しようとも)
whenever = no matter when (いつ~しても)
wherever = no matter where (どこで~しても)
however = no matter how (どんなに~しても)


Whatever you (may) say, I won't listen to it.
(あなたがなんと言おうと、私は聞かない。)

Whenever you (may) come tomorrow, I will go out.
(あなたが明日いつ来ても、私は出かけていますよ。)

※ 譲歩を表す may は省略されることが多々あります。



例題→大学入試の4択問題(関係詞)

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