[02本-問04]
(1) John's mother wanted to go shopping, so she asked him ( ) his little brother while she was out.
1.if he looked after
2.he would look after
3.looking after
4.to look after
●解説
ask+O+to do~「Oに~するよう頼む」という、不定詞の名詞的用法(意味上の主語)の問題です。しかし、askの文では間接話法の可能性も考えないといけません。
もともと後半が、she said to him, “ Will you look after your little brother while I am out?”「出かけている間、弟の面倒を見るつもりなの?と、彼女は言った」という直接話法の可能性を考えます。
この場合、「Oに~するかどうかを尋ねる」という文となり、she asked him if he would look after his little brother while she was out. とif節の文となります。
1.if he looked after は、would look afterにする必要があります。2.は、(that) he would look after となり、疑問文の間接話法であるif~(~かどうか)を使った文になっていません。※疑問文の間接話法を参照
よって正解は、ask+O+to do~「Oに~するよう頼む」という不定詞の意味上の主語の形になっている、4.to look afterとなります。
日本語訳「ジョンの母は買い物に行きたかったので、ジョンに、留守の間弟の世話をしてくれるように頼んだ。」
※この用法の不定詞は、高校英文法の不定詞の意味上の主語を参照してください。
[06本-問6]
(2) Could you call me back if ( ) not convenient for you to talk now?
1.we are
2.it is
3.you are
4.I am
●解説
for you がto talk の意味上の主語になっています。そして、「あなたが今会話するのが不都合ならば」という意味になることも大体推測できます。
convenient は人を主語にするのではなく、It is convenient for+人 to do~ という、形式主語構文を作るので、正解は、2.it isです。
日本語訳:「もし今話すのが不都合なら、後で電話してもらえますか?」
[16本-問10]
(3) ( A ) so considerate ( B ) him to come and see his grandmother in the hospital every day.
1.A: He is B: for
2.A: He is B: of
3.A: It is B: for
4.A: It is B: of
●解説
himが後ろにあるため、形式主語のIt is~で始める文です。さらに、considerate「思いやりがある」はhimの性質を表す形容詞なので、It is + 形容詞(性質) + of ~ to …という構文になります。
→He is considerate to come and see~ のように、Heを主語にして書き換えができます。
よって正解は、4.A: It is B: ofです。
日本語訳:「毎日病院に祖母に会いにくるとは、彼はとても思いやりがある。」
※It is 形容詞+of…+to do~は、高校英文法の不定詞の意味上の主語を参照してください。
[90本-問9]
(4) His mother ( ) to be more careful in his choice of words.
1.advised him
2.said him
3.suggested him
4.warned to him
●解説
後の、to be~に着目します。これが可能な動詞は、advise+O+to do~「Oに~するように忠告する」です。
2.said him は、say が人を目的語に取ることができないので不可。そもそも、said to him~です。3.suggested him は後にto do~ ではなく、suggest to him that S+V~ か、suggest his doing なので、これも不可。4.warned to him は、warn him to do~ となるので、これも不可です。
よって正解は、1.advised himです。
日本語訳:「彼の母は、言葉の選び方にもっと気をつけるように、彼に忠告した。」
[19本-問10]
(5) The police officer asked the witness ( A ) the situation as ( B ) as possible.
1.A: describing B: accurate
2.A: describing B: accurately
3.A: to describe B: accurate
4.A: to describe B: accurately
●解説
ask+O+to do~「Oに~するよう頼む」。そして、as ( B ) as possible は、「できるだけ~」で、( B )は動詞のdescribeを修飾する副詞だと気づけば、-lyの付いたものを選ぶことになります。
よって正解は、4.A: to describe B: accuratelyです。
日本語訳:「警官は目撃者に、出来るだけ正確に状況を説明するように頼んだ。」
※上記の問題は大学入試センター試験の英文法過去問題を引用しています。[19本-問10]というのは、2019年本試験の第2問の問10です。