直接話法と間接話法
このページでは、高校英文法の直接話法と間接話法の書き換えで、「疑問文」を扱っています。被伝達部を疑問詞を使ってつなぐ場合と、ifを使ってつなぐ場合があります。
疑問文を「直接話法」から「間接話法」へと転換する場合、伝達動詞は、said to 人 + “被伝達部” から、ask+IO(人)+DO(被伝達部) へと変えます。
伝達動詞をsay → ask に変え、疑問詞を使用します。
● Tom said to me,“What are you reading now?”〔直〕
→ Tom asked me what I was reading then .〔間〕
(その時何を読んでいるのかと、トムは私に尋ねた。)
※疑問詞以下は、疑問詞+主語(S)+動詞(V)の語順になります。
● I said to him,“Where did you go yesterday?”〔直〕
→ I asked him where he had gone the previous day .〔間〕
(前の日はどこに行ってたのと、私は彼に尋ねた。)
● Mother said to us,“Who broke this vase today?”〔直〕
→ Mother asked us who had broke that vase that day .〔間〕
(その日誰がその花瓶を壊したのかと、母は私たちに尋ねた。)
※who のように疑問詞が主語になる場合は、疑問詞(S)+動詞(V)の語順になります。
伝達動詞をsay → ask に変え、被伝達部以下を if [whether] +S+V (SがVかどうか)の形にします。
● She said to me,“Was the movie interesting?”〔直〕
→ She asked me if the movie had been interesting.〔間〕
(その映画は面白かったか、と彼女は私に尋ねた。)
※if は、「~かどうかを」という意味です。
● He said to me,“Did you stay here last summer?”〔直〕
→ He asked me if I had stayed there the previous summer.〔間〕
(その前の夏にそこへ滞在したか、と彼は私に尋ねた。)
※say to oneself「心の中で思う」というように自問自答する場合は、伝達動詞をwonder にしましょう。
● She said to herself,“Can I get good marks in the test?”〔直〕
→ She wondered if she could get good marks in the test.〔間〕
(そのテストでいい点が取れるだろうか、と彼女は思った。)