形容詞のテーマ一覧
数・量の形容詞_fewとlittle 形容詞の限定用法と叙述用法 形容詞の語順_enough 形容詞の語法_意味の違い 形容詞の復習問題
名詞を修飾する形容詞の基本的語順は次のとおりです。
★ 冠詞・所有格・指示形容詞 + 数量形容詞 + 性質形容詞 + 名詞
those two beautiful flowers
[ 指示 + 数量 + 性質 + 名詞 ]
※冠詞・所有格・指示形容詞 を同時に並立させてはいけません。
→ ×a his pen, ×this my book,
※all the books, half an hour (= a half hour) という語順になるものもあります。
性質を表す形容詞をさらに細分化すると、以下のような語順になります。ただし、使用する人や状況によって変わるので、すべてこの通りとは限りません。
★大小→形状→性質→色→新旧→材料
例)大きな茶色い丸い顔
a big round brown face
★ something, anything, nothing, everything + 形容詞
※ -thing で終わる語は、-thing の 後に形容詞をおきましょう。
something hot to drink (熱い飲み物)
★ 名詞+形容詞+修飾語句
※ 形容詞に修飾語句が付いている場合は、名詞の 後 です。
a glass full of water (水でいっぱいのグラス)
a door two feet wide. (2フィートの幅のドア)
★形容詞の another
不定代名詞のanotherの形容詞的用法です。「別の~」「もうひとつの~」と訳し、名詞を修飾します。このとき後ろに複数形が来ることがありますが、それ全体でひとつの単位を表しているので、単数扱いの another が用いられます。
We drove another hundred miles. (私たちはもう100マイル車を運転した。)
★形容詞の enough
名詞を修飾する場合、名詞の前後どちらにおいても構いません。
(前に置くほうが「十分さ」をより強調します)
I don't have enough oranges.
I don't have oranges enough.(オレンジは十分にはない。)
★副詞のenough
形容詞・副詞を修飾する場合、後におきます。
She was kind enough to show me the way.
(彼女は親切にも道を教えてくれた。)