受動態のテーマ一覧
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第5文型(SVOC)の受動態のつくり方を解説しています。高校英文法の第5文型の受動態では、知覚動詞と使役動詞の受動態も把握しておきましょう。
能動態の目的語(O)を受動態の主語にします。be動詞+過去分詞に続けて、補語(C)はそのままの位置に。
● He named his dog John. [S+V+O+C]
His dog was named John by him. [S+V+C+M]
(彼の犬は彼によってジョンと名付けられた。)
● We elected him chairman. [S+V+O+C]
He was elected chairman (by us). [S+V+C+(M)]
(彼は私たちによって議長に選ばれた。)
◎補語(C)が原形不定詞である、知覚動詞(see, hear, feelなど)・使役動詞(make)の受動態は、原形不定詞をto不定詞にかえます。→原形不定詞(知覚動詞・使役動詞)を参照
● We saw him come out of the room. [S+V+O+C]
He was seen to come out of the room. [S+V+C]
(私たちは彼がその部屋から出てくるのを見た。)
● They made me go there. [S+V+O+C]
I was made to go there. [S+V+C]
(彼らは私をそこへ行かせた。)
※上記 makeのような形で、have, get+O+原形不定詞~をto不定詞にした受動態はできません。また、letの受動態は、be allowed [permitted] to do~ で代用します。
◎現在分詞(~ing)や過去分詞の場合、そのままの状態にします。
● We saw her crossing the road. [S+V+O+C]
She was seen crossing the road. [S+V+C]
(私たちは彼女が通りを横切っているのを見た。)