関係代名詞2-目的格の解説


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ここでは、関係代名詞の目的格 whom(who),which,that の使い分けと主格との用法の違い、目的格の省略と前置詞を解説しています。

内容は、中学英語文法(英検3級)の関係代名詞です。発展的内容の関係代名詞は、高校英文法の関係代名詞を参照してください。



目的格の関係代名詞

形容詞節の中で、関係代名詞が目的語の働きを持つとき、目的格の関係代名詞を用います。

※先行詞がで、目的語の働きを持つ場合、関係代名詞はwhom(who), that にします。
※先行詞がで、目的語の働きを持つ場合、関係代名詞はwhich, that にします。

◎ Ms. Mary is the teacher. + I like her very much.
→ Ms. Mary is the teacher that I like very much.
 (メアリーは私が大好きな先生です。)

※that は目的格の代名詞 her の変化したものです。whom(who) を用いることもできます。


◎ That is the car. + I saw it in front of the house.
→ That is the car which I saw in front of the house.
 (あれはその家の前で見た車です。)

※which は目的格の代名詞 it の変化したものです。that を用いることもできます。



☆関係代名詞に導かれる 形容詞節 は、文の途中に入ることもあります。

The boy that I met yesterday was John.
 (昨日私が会った少年はジョンです。)

※that は目的格の代名詞 him の変化したものです。whom(who) を用いることもできます。


☆関係代名詞の目的格、that, which, who(m) は省略できます。

● This is the book (which) he wrote last year.
 (これは彼が去年書いた本だ。)

● I know the man (that) you met yesterday.
 (あなたが昨日会った男を知っている。)



関係代名詞と前置詞

関係代名詞が前置詞の目的語になる場合、いくつかのバリエーションがあります。

● This is the house which he lives in. (これは彼が住んでいる家だ。)
= This is the house that he lives in.
= This is the house he lives in.
= This is the house in which he lives. →in を which の前に持ってきても可

※ただし、「× in that」, 「× in+関係代名詞の省略」は不可です。



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