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ここでは、関係代名詞の目的格 whom(who),which,that の使い分けと主格との用法の違い、目的格の省略と前置詞を解説しています。
内容は、中学英語文法(英検3級)の関係代名詞です。発展的内容の関係代名詞は、高校英文法の関係代名詞を参照してください。
形容詞節の中で、関係代名詞が目的語の働きを持つとき、目的格の関係代名詞を用います。
※先行詞が人で、目的語の働きを持つ場合、関係代名詞はwhom(who), that にします。◎ Ms. Mary is the teacher. + I like her very much.
→ Ms. Mary is the teacher that I like very much.
(メアリーは私が大好きな先生です。)
※that は目的格の代名詞 her の変化したものです。whom(who) を用いることもできます。
◎ That is the car. + I saw it in front of the house.
→ That is the car which I saw in front of the house.
(あれはその家の前で見た車です。)
※which は目的格の代名詞 it の変化したものです。that を用いることもできます。
☆関係代名詞に導かれる 形容詞節 は、文の途中に入ることもあります。
● The boy that I met yesterday was John.
(昨日私が会った少年はジョンです。)
※that は目的格の代名詞 him の変化したものです。whom(who) を用いることもできます。
☆関係代名詞の目的格、that, which, who(m) は省略できます。
● This is the book (which) he wrote last year.
(これは彼が去年書いた本だ。)
● I know the man (that) you met yesterday.
(あなたが昨日会った男を知っている。)
関係代名詞が前置詞の目的語になる場合、いくつかのバリエーションがあります。
● This is the house which he lives in. (これは彼が住んでいる家だ。)※ただし、「× in that」, 「× in+関係代名詞の省略」は不可です。
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