仮定法のテーマ一覧
仮定法は比較的パターン化されていて学習しやすいテーマです。事実を述べる通常の文と異なり、仮定法は時制が和訳文と一致しない点に特徴があります。
(現在の事実に反対の仮定)⇒形は過去形でも、意味は「現在」です。事実は「現在」にあります。
If + S + 過去形~, S + (would, should, could, might) + 原形~
(もし、Sが~なら、Sは~なのに) ※If節のbe動詞は通常 were
仮定:● If I were you, I would be a soccer player.
(もし、私があなたなら、私はサッカー選手になっているでしょう。)
事実:● As I am not you, I am not a soccer player.
(わたしはあなたではないので、私はサッカー選手ではない。)
★事実を述べる文に書き換えるには、「時制をひとつ新しく」し、仮定が「肯定」なら、事実は「否定」にします。
(過去の事実に反対の仮定)⇒形は過去完了形でも、意味は「過去」です。事実は「過去」にあります。
If + S + had + p.p. ~, S + (would, should, could, might) + have + p.p. ~
(もし、Sが~だったら、Sは~だったのに)
仮定:● If I had had enough money, I could have bought it.
(もし十分なお金があったなら、私はそれを買えていたのに。)
事実:● As I didn't have enough money, I couldn't buy it.
(私は十分なお金が無かったので、それを買えなかった。)