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第2文型SVCでは、補語(C)が出てきます。「補語って何よ?」という方のために、わかりやすく説明します。
補語(C)を伴う「不完全自動詞」- become, seem, sound などが、第2文型の動詞です。
そして、S = C の関係になっています。主語について補足的な説明をしている語が補語、すなわち「補う語」だから「補語」なんです。第2文型SVCの補語(C)は「主格補語」といわれます。
それでは第2文型の例文を見てみましょう。
●She became a teacher ten years ago.
[ S V C 修飾語 ]
(10年前、彼女は先生になった。)
S = C の関係です。She = teacher です。
また、第2文型の動詞はbe動詞に代えても意味が成り立ちます。
●She was a teacher ten years ago.
[ S V C 修飾語 ]
もうひとつ第2文型の例文を見てみましょう。
●The girl looks very pretty.
[ S V C ]
(その少女はとてもかわいく見える。)
これも、S = C の関係です。girl = pretty です。
looks をbe動詞に代えてみましょう。
●The girl is very pretty.
[ S V C ]
意味が成り立ちます。
まとめると、第2文型の主語と補語は S = Cの関係。
迷ったら動詞をbe動詞に代えてみるとわかりやすいですョ。
★第2文型の動詞(基本)
すべて、S = C の関係になります。ぜひ、覚えておきましょう。
sound + C(Cに聞こえる)| remain, keep + C(Cのままである)| become, grow + C(Cになる)| get, turn + C(Cになる)| look + C(Cにみえる)| seem, appear + C(Cらしい, Cのようにみえる)| taste + C(Cの味がする)| prove, turn out + C(Cと判明する)| smell + C(Cの匂いがする)| feel + C(Cと感じる) など