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第3文型SVOでは、目的語(O)が出てきます。「補語よりキライ!」という方も結構いたりします。
確かに目的語は難しいです。ですが、おおまかに理解することを目的とするなら、そう眉間にしわを寄せなくても済みます。
目的語を伴う「完全他動詞」- like, visit, write などが、第3文型の動詞になります。
目的語は名詞の働きをもっています。目的語=名詞であり、目的語=名詞の働きをする句・節でもあります。目的語の品詞は、主語(S)と同じ名詞なのです。
しかし第3文型SVOでは、S ≠ O の関係 となり、主語と目的語は違うものを指します。そして多くの場合、第3文型の目的語は「~を」と訳せます。
具体的に第3文型の例文を見てみましょう。
●I have visited Kyoto three times .
[ S V O 修飾語 ]
(私は京都を3回訪問したことがある。)
S ≠ O の関係です。 I ≠ Kyoto です。
では、もうひとつ第3文型の例文を見てみましょう。
●She plays the guitar in her room.
[ S V O 修飾語 ]
(彼女は部屋でギターを弾く。)
これも、S ≠ O の関係です。She ≠ guitar です。
まとめると、第3文型SVOの主語(S)と目的語(O)は、S ≠ O の関係にあり、目的語は名詞か名詞相当の句・節です。 多くの場合、目的語(O)は、「~を」と訳すことができ、「他動詞」につづき、「動作の対象」を表します。