5文型のテーマ一覧
補語を伴う「不完全他動詞」call, make, name, find など
最後は第5文型SVOCです。目的語(O)と補語(C)が同時に出てきます。着目するポイントは、目的語と補語の関係です。
第5文型の補語は、「目的格補語」といって、目的語について補足説明したものです。目的語を補う語だから、「目的格補語」という名前がついています。
簡単に言ってしまえば、O = C の関係なのです。
では早速、第5文型の例文を見てみましょう。
●They named the dog Pochi.
[ S V O C ]
(彼らはその犬をポチと名づけた。)
O = C の関係です。犬 = ポチ なのです。
では、もうひとつ第5文型の例文を見てみましょう。
●I found him honest.
[ S V O C ]
(私は彼が正直だとわかった。)
やはり、O = C の関係です。彼 = 正直 なのです。
このように第5文型SVOCの文では、O = C の関係が大きな特徴である、ということがわかると思います。 ではここで、第5文型の動詞を重要なものに絞ってご紹介いたします。是非覚えてください。
第5文型の動詞(基本)。 すべて、O = C です。
find + O + C(OがCだとわかる)| make + O + C(OをCにする)| leave + O + C(OをCのままにしておく)|
think + O + C(OをCと思う)| keep + O + C(OをCにしておく)| believe + O + C (OをCと思う)|
call + O + C(OをCと呼ぶ)| name + O + C(OをCと名づける)| など
いかがですか?第1文型~第5文型を理解できましたでしょうか?
「五文型の基本はわかったので、実際に問題を解いてみたい。」という方は、次のページに進んでください。