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ここでは、高校英文法で特に重要な現在形の使い方について解説しています。
① 現在の習慣
●My brother works for the factory.
(私の兄はその工場に勤めている。)
② 不変の真理・普遍的な事実 (常に現在形で表現)
●The sun rises in the east.
(太陽は東から登る。)
①往来発着を表す動詞 ( go, come, leave, start, arrive, など) は未来形の代用として、現在形を用いることができます。
●I start for Yokohama this evening.
(私は今晩、横浜へ出発する。)
②「時」「条件」を表す副詞節の中で、単純未来を表すものは、現在形で。
●If it rains tomorrow, I won't go out.
(明日雨が降れば、外出しない。)
※If it rains tomorrow は、副詞節です。単純未来を表すので、未来のことでも現在時制となっています。
●As soon as you arrive here, we will have lunch.
(君がここに到着したら、すぐに昼食だ。)
※As soon as you arrive は、副詞節です。単純未来を表すので、未来のことでも現在時制となっています。
⇒副詞節とは、「動詞」などの述語を修飾する、S+Vを含むひとまとまりのものを指します。
具体的には、when(~のとき), if(もし~ならば), as soon as, before, after, till (until), by the time, the moment, unless などの接続詞に導かれた節が副詞節になります。
「時」「条件」を表す「単純未来」の場合でも、名詞節内ならば、未来形にしましょう。
●I don't know if he will come.
(彼が来るかどうかはわからない。)
※if he will come は、動詞 know の目的語なので、「名詞節」です。未来ですから、通常通り willをつけましょう。
⇒名詞節とは、「主語」「目的語」「補語」になる節です。when と if は訳し方の違いで、副詞節にも名詞節にもなります。頻出ですからぜひ暗記を。
when(~の時)⇒副詞節, when(いつ~を)⇒名詞節
if(もし~ならば)⇒副詞節, if(~かどうかを)⇒名詞節
( )内から適切なものを選びましょう。解説は下にあります。
1.Be sure to call me up as soon as you ( will get, get, got ) to Tokyo.
[東京に着いたらすぐに、必ず電話を下さい。]
2.If he ( will come, comes, came ) here, show him this car.
3.He knew the earth ( move, moved, moves ) around the sun.
4.Tell me when he ( will get, gets, get ) to the station.
[彼が駅に着く時間を教えてください。]
5.I don't know if it( rains, will rain, is rainy ) tomorrow.
おつかれさまです。時制の見分けはできましたでしょうか?進行形になる動詞・ならない動詞も合わせて確認しておきたいものです。
【演習問題解答】
1.get (時・条件の「副詞節」で「単純未来」を表すものは「現在形」)
2.comes (時・条件の副詞節で単純未来なので現在形)
3.moves (不変の真理・普遍的な事実は、常に現在形で表現)
4.will get (when 以下の節は名詞節「いつ~を」)
5.will rain (if 以下の節は名詞節「~かどうかを」)
大学入試問題→センター英語文法(時制)