時制のテーマ一覧
いろいろな時制 現在形 過去形 未来形willとshall 現在進行形 未来・過去進行形 現在完了/現在完了進行形 過去完了/過去完了進行形 未来完了/未来完了進行形 時制の復習問題 時制のまとめ問題
このページでは高校英文法の過去進行形と未来進行形を解説しています。進行形の基本確認は、中学英語の現在進行形と過去進行形を参照してください。
過去進行形は、過去のある時点での「進行中の動作」や「継続中の動作」を表し、was, were + ~ing で「(過去)~していた」と訳すのが基本です。ここでは高校英文法でよく出題される、注意すべき過去進行形の用法を中心に解説します。
現在進行形の「時」を過去に移したものと考えると、わかりやすくなります。
主に、「往来・発着」の動詞 ( go, come, leave, start, arrive, など) で、過去から見た「計画された近い未来」を表す場合、 過去進行形を用いることができます。計画された未来であれば、往来発着の動詞以外でも用いられます。
●I was leaving for Sapporo the next morning.
(翌朝に札幌へ出発する予定だった。)
●We were giving a party that night.
(その夜パーティをする予定だった。)
begin, end, open, close, die, shut などがこの用法で用いられる主な動詞です。現在進行形と同様の用い方です。
●I was beginning my homework then.
(そのとき、宿題をやろうとしていたんだ。)
always, all the time, constantly, usually のような副詞(句)をしばしば伴います。
●He was always playing video games in his youth.
(彼は若い時、いつもテレビゲームばかりしていた。)
未来進行形は、未来のある時点での「進行中の動作」や「継続中の動作」を表し、will [shall] be + ~ing で「~しているだろう」と訳すのが基本です。
現在進行形や過去進行形と同じ用法があるのですが、あまり見かけることはないので、基本用法を押さえておけばよいでしょう。
●It will be raining when he comes home.
(彼が家に着くころには、雨が降っているでしょう。)