指示代名詞 so,such,the same

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人や物、句や節を指すのに用いられる「指示代名詞」。このページでは、so,such,the same を例文つきで解説しています。 特に語順を問われる so,suchの違いと使い方が重要です。So+S+V と So+V+Sの使い分けも頻出ですので、しっかりマスターしましょう。



so の用法


hope so

think, hope, expect, believe, say などの目的語として用いられ、前に述べられたことの代わりとなります。

● Will the horse win the race? - I hope so.
 (その馬はレースに勝つだろうか。- そうだといいね。)
 ※ I hope so = I hope that it will win the race. と、その前に出た文(節)の代わりとなります。

 否定:I'm afraid not = I'm afraid that it will not win the race. (勝てそうにないね。) not で前の文(節)の否定の代わりとなります。

例題→大学入試の4択問題(省略構文)



So+S+V と So+V+S

◎ So+S+V =「その通りだ」, So+V+S =「SもまたVである」

○ She plays the violin very well.

● So she does.(その通りだ。)
→ Yes, she plays the violin very well.

● So does Mike. (マイクもまたそうだ。)
→ Mike plays the violin very well, too.

関連ページ:文法上の倒置



such の用法

such は、代名詞で「そのような物(人)」、形容詞で「そのような」という意味です。

● She is still a student, and should be treated as such.
 (彼女はまだ学生だから、そのように扱われるべきである。)
 ※ as such (そういうものとして)

● I've never heard such a story.
 (そのような話を聞いたことがない。)

 ※ such の語順に注意しましょう。such+(a/an)+数えられる名詞, such+数えられない名詞, some/no/数詞+ such+名詞

● I told you no such thing.
 (そのようなことを君に言ってないよ。)

● Give me ten such boxes.
 (そのような箱を10個私にもらえるかな。)



so と such の語順の違い

◎such+a[an]+形容詞+名詞, so+形容詞+a[an]+名詞

● She is such a clever woman.
● She is so clever a woman.
 (彼女はとても利発な女性だ。)



the same

the same で、「同じもの(こと)」。

● I'll have a katsudon. - Give me the same.
 (カツ丼頼むぜ。- 俺も同じやつね。)



the same~ that… と the same~ as…

● This is the same bike that I saw on the street.
 (これは通りで見たのと同じ自転車だ。)→同一

● This is the same bike as I saw on the street.
 (これは通りで見たのと同じような自転車だ。)→同種

that「同一物」・as「同種類」と区分けされてはいますが、特に口語においては、この区別は明確でありません。

● This is the same bike I saw on the street.
 → that,as を省くため、区別があいまいになります。



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