代名詞の一覧
形式主語 it 形式目的語 it 天候/時間/距離のit 再帰代名詞(oneself) 指示代名詞(this,that,those) 指示代名詞(so,such,the same) 不定代名詞(it,one,ones) 不定代名詞(one,another,other) all,both every,each either,neither some,any 代名詞の問題演習
「不定代名詞」とは、指すものが不特定な物や人を表し、主語・補語・目的語として用いられます。その他、形容詞としての働きを合わせ持つものもあります。 one, ones, another, other, some, any, all, each, both, either, neither, none, などが「不定代名詞」です。
◎単独で用いる場合、it は特定のもの(同じ物体)をさすのに対して、one は不特定の1つ(名詞が同じ種類のもの)をさします。
● There is a pen on the desk. - Can I use it?
(机の上にペンがある。- それをつかってもいい?)
→ it = the pen
● I have lost my pen. - I have to buy one.
(私はペンを無くしてしまった。- それを買わなければならない。)
→ one = a pen
※ また、one は普通名詞(数えられる名詞)を受けます。物質名詞(数えられない名詞)には使えません。 itは物質名詞にも使えます。
修飾語が伴うと、one にa,an がつき、a(an)+形容詞+one になります。
● She has a red bike. - I have a black one.
(彼女は赤い自転車を持っている。- 私は黒い自転車を持っている。)
※ 所有格+one は不可です。→ × my one
修飾語がついた場合は使えます。→ ◎ my favorite one
ones を単独で用いることはできません。修飾語がついてきます。
●I like oranges very much. Give me delicious ones.
(僕はオレンジが大好きなんだ。おいしいのを数個くださいな。)
●I like oranges very much. Give me some.
→ 修飾語がない場合、some (= some oranges)。
one が、一般の人を表し、one = 「人」と訳す場合があります。
● One should keep early hours.
(人は早寝をすべきなのだ。)
※ このOne は文語表現で、普通は You やWe を使います。ただし長文読解など、文中ではよく見かけます。いきなり出てきた"One" は、かなりの高確率で「人」と訳せます。