助動詞の一覧
can, could will, would should must, have to may, might would, used to 助動詞+have+過去分詞 need, dare 助動詞の慣用表現 助動詞の練習問題
高校英文法の need, dare は、出題頻度があまり高くないので、ついつい忘れられてしまいます。これを機会にしっかりと学びなおしましょう。
need は、(~する必要がある)と訳し、①「助動詞」と②「本動詞」の2つの用法があります。それぞれ使い方が異なります。
「助動詞」の need は、will,can,may などと同じ使い方をします。
☆否定文: need not [needn't] + 動詞の原形
● You need not submit the assignment.
(あなたはその課題を、提出する必要はない。)
☆疑問文: Need + S + 原形 ~ ?
● Need I submit the assignment?
(私はその課題を、提出する必要はありますか?)
→ Yes, you must [need to]. (そうしなければなりません。)
→ No, you need't. (そうする必要はありません。)
※(注) 肯定文に助動詞 need の用法はありません。肯定文は、must か本動詞の need to を使います。ただし、否定の意味をもつ文ならば使用することもあります。
★ All you need do is to stay here.
(君はここにいてくれるだけでよい。→それ以上はしなくていい)
※ need not have 過去分詞~ で、「~する必要はなかったのに(~してしまった)」となります。
● You need not have done the work.
(あなたはその仕事をする必要はなかったのに[した]。)
肯定文(平叙文)では「本動詞」の need が使われます。本動詞の need は、want(~したい) と同じ使い方だと覚えておけばよいでしょう。
☆肯定文: need + to 不定詞
● He needs to submit the assignment.
(彼はその課題を、提出する必要がある。)
※「本動詞」なので、主語によっては 三人称単数現在の-s が必要です。
過去形は、needed to 不定詞 となります。
☆否定文: don't need [don't have] + to 不定詞
● I don't need to submit the assignment.
(彼はその課題を、提出する必要はない。)
※「本動詞」なので、主語によっては doesn't need to になります。
過去形は、didn't need to 不定詞 となります。
☆疑問文: Do + S + need to 不定詞 ~ ?
● Do I need to submit the assignment?
(私はその課題を提出する必要はありますか?)
→ Yes, you do. (そうしなければなりません。)
→ No, you don't. (そうする必要はありません。)
※ 過去形の疑問文は、Did S need to 不定詞 ~ ? となります。
dare は、(あえて~する)(~する勇気がある)と訳し、①「助動詞」と②「本動詞」の2つの用法があります。
①「助動詞」否定文: dare not + 動詞の原形
● He dare [dared] not go alone.
(彼は一人で行く勇気はない [なかった]。)
①「助動詞」疑問文: Dare + S + 動詞の原形~ ?
● Dare she take the job?
(彼女はその仕事を引き受ける勇気はあるのか?。)
②「本動詞」否定文: doesn't dare + (to)+原形
● He doesn't [didn't] dare (to) go alone.
(彼は一人で行く勇気はない [なかった]。)
②「本動詞」疑問文: Do(es) + S + dare (to)+原形~ ?
● Do you dare (to) take the job?
(君はその仕事を引き受ける勇気はあるのか?。)
※(注) 肯定文に助動詞 dare の用法はありません。肯定文は、本動詞の dare を使います。ただし、否定の意味をもつ文ならば使用することもあります。
「慣用表現」(よくもまあ~できるものだ)
● How dare you say such a thing?
(よくもまあそんなことが言えるものだ。)