助動詞の一覧
can, could will, would should must, have to may, might would, used to 助動詞+have+過去分詞 need, dare 助動詞の慣用表現 助動詞の練習問題
高校英語の should は、単にshall の過去形である以外に、仮定法など多くの用法があります。まずは should の [基本] {頻出} 用法を中心に覚えましょう。
助動詞 shouldには、特別用法として、「義務・当然」「推量」「感情・判断の原因」「提案・要求」などがあります。 なお、should の現在形であるshall の主な用法は、時制のshallを参照してください。
「義務・当然」(~すべきである) ⇒ ought to とほぼ同じ意味です。
「推量」(~のはずだ) ⇒ ought to とほぼ同じ意味です。
「感情・判断の原因」(~するとは) ⇒ 仮定法
「提案・要求」(~することを…) ⇒ 仮定法
「驚き・意外」(いったい~なのだろう) ⇒ 反語的な表現です。
「慣用表現」(~しないように) ⇒ lest A should ~ / for fear A should ~
◎1.「義務・当然」の should は、should have 過去分詞 で、「~すべきだったのに(しなかった)」という意味になります。{頻出}
● I should have bought it yesterday. [=ought to have bought]
(昨日それを買っておくべきだったのに(買わなかった)。)
◎2.「推量」の should は、「~のはずである」。過去の「推量」should have 過去分詞 は、「当然~しているはずだ」という意味になります。{頻出}
● They should arrive there by eight. [=ought to arrive]
(彼らは8時までには、そこに着いているはずだ。)
● They should have arrived there by now. [=ought to have arrived]
(彼らは今頃、当然そこに着いているはずだ。)
◎3.「感情・判断の原因」の should は、感情・判断を表す語句につづくthat節の中で should を使い、(~するとは/~することは)と訳します。{頻出} →仮定法現在を参照
● It is surprising that you should fail the entrance exam.
(君が入試に落ちるとは驚きだ。)
● It is necessary that you should go there.
(君がそこへ行くことが必要だ。)
☆この用法でよく出てくる語
strange (奇妙な), surprising (驚くべき), necessary (必要な), important (重要な), essential (不可欠な), sad (悲しい), a pity (残念な), lucky/fortunate (幸運な), unlucky/unfortunate (不幸な), desirable (望ましい) など
◎4.「提案・要求」の shouldは、提案・要求を表す語句に続く that節の中で should を使い、(~するように)と訳します。{頻出} →仮定法現在を参照
● She insisted that I should pay the bill.
(私が勘定を払うようにと彼女は主張した。)
☆この用法でよく出てくる語
insist (主張する), demand (要求する), suggest/propose (提案する), advise (忠告する), order (命令する), decide (決定する) など
◎5.「驚き・意外」の shouldは、疑問詞を伴って反語的に用います。
● Why should he say such a silly thing?
(いったいどうしてあんなばかげたことを彼は言うんだろう。)
◎6.「慣用表現」は、lest A should ~ / for fear A should ~ (Aが~しないように)。ただし、should は多々省略されます(米)。
● Santa Claus came in through the back door lest someone should see him.
(誰かに目撃されないように、サンタクロースは裏口から入ってきた。)